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フードマイレージとバーチャルウォーター

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8
Wikipediaのフードマイレージの記事によれば、フードマイレージは、ある食べ物を運ぶまでに必要な距離である。
実際には運搬距離×重量で決まる。
ここでは食料の生産効率などは関係がない。

農林水産省が2001年に試算した結果によると、日本は世界各国の中でも群を抜いて多いとのこと。
国民一人当たりでも高い。
日本は食料自給率が低いこともあり、フードマイレージは高くなる。
ゆえに、フードマイレージの大きさを見ると、いかに日本が様々な食糧を大量に輸入しているかがわかる。
先ほどのWikipediaの記事では、
「適地適作で自然に沿って生産したほうが、輸送に消費されるエネルギーを加算しても、環境に与える影響が小さくなるのは明らかである」
との意見を取り上げる一方、
「フードマイレージを抑制するにはなるべく季節の旬の地物を摂る、つまり地産地消を励行するのがよいという結論を逆説的に導いている」
とも書いてある。

一方、バーチャルウォーター(仮想水)は、ある食べ物を作るために必要な水の量のことである。
例えば米1トンは3600リットル、牛丼1杯分の材料は2000リットルである。
私は以前、21_21 DESIGN SIGHTで開催されていたwaterという企画展に行ったとき、牛丼1杯を作るのに2000リットルの水を間接的に使っていることを知り、驚いた。
1回のお風呂で使うお湯の量よりも多いのだから。
先ほど日本のフードマイレージが高いことを取り上げたが、そのことは(食料にもよるが)大量のバーチャルウォーターも輸入していることを意味する。

日本の食生活は、世界各国の食料がなければ成り立たない。
そして、その状況を維持するために、世界各国の水を間接的に輸入し、利用している現実。
そのことを知ると、食べ物を大切にしなければいけないな、と感じる。

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