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さまよえる蒼い博士

さまよえる「博士」25%「浪人」
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_08072804.cfm

博士、特に文系は就職難というのは依然として解消されていないようだ。
とはいえ、その根拠となるデータが記事にはないので、実際はなんともいえないが。
記事の通り25%が浪人なら、残り75%はなんとか社会へ出ているのだから(その数字にも「あや」があり、都合よく解釈されている点もあるだろうけど。実際の浪人は25%以上だけど、もっといそうな気はする)。
あと、博士に限らず、競争はあってしかるべきだろう。
卒業後の進路を考えずに博士課程の定員を増やしていったことは問題であるが、一方で出口をそのままに、入口を広げることで競争促進を考えたのなら、それはそれで仕方ない。
その場合、競争に敗れた人たちへの救済策は必要だ。

あと、企業側からは「専門知識で頭はこちこち」「社会常識や協調性に欠ける」偏見があるとのことだが、象牙の塔にこもってばかりではそうなっても仕方ないだろう。
ほかに、「院生は優秀ですよ。なにせ一つの研究をやり遂げた人たちだから。何もしなかった学生より、能力は磨かれている」と力説する人がいる一方で、(記事にはないが)博士課程は修士で就職できなかった人間が行くところ、なんて冷ややかな見方をしている人もいるし、実際そういう人間もいる。
こういった問題を少しずつ解決していかないことには、博士の就職難はいつまでたっても解決しない。

関連記事
・定職のない博士に光を
http://danpaleta.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post-ba52.html
・企業実習は博士への光か?
http://danpaleta.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post-c39f.html

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