書籍・雑誌

2つの小説「東京タワー」

2つの「東京タワー」という小説を読んだ。
1つは江國香織の恋愛小説で、これは映画化もされている(今年の3月か4月に地上波でも放送された。映画と小説ではストーリーが違うので、小説を全部読んだ人でも楽しめる)。通常版は図書館で借りて読んだおぼえがある。最近、文庫版が出たので、そっちの方を買った。

もう1つはリリー・フランキー作のほう。東京タワーとあるが、東京が舞台なのは後半で、前半は九州(特に小倉)が舞台。

どちらも楽しめた。
ただ、作者の語彙や表現力に注目すると、江國香織の東京タワーはさすがだ。
出だしの書き出しからして人を引きつける。
もっとも、年下の男と年上の女の恋というシチュエーションは、なんとなく女性側の願望なのかな、とも思った。

リリー・フランキーのほうは、本人の自伝のようなものなので、内容にリアリティがあり、これが表現力のなさを補っている。また、私にも似たような状況があったな、と考えながら読め、感情移入もしやすい。

ちなみに、後者の東京タワーはフジTV系列でドラマが放送されることが決まっている。原作との違いに注目してドラマを見るのも面白そうだ(公式サイトのあらすじを見る限り、原作とは異なったストーリーになるようだ。原作に忠実にすると面白みがない、と製作者サイドが判断したのだろうか)。わたしもそれで本を買った。
もちろん、面白さを半減させたくないから小説を我慢して読まない、という選択肢もあるだろう。

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